2011年11月10日

故障じゃないけどね…あわせて余談

これは一昨日の事。


帰ってからリビングに置いてあるAQUOSのLC-32D30の電源を入れると妙に画面が乱れてました。
まるでアナログTVみたいに画面が揺れまくり。

よく見るとドットが1ライン毎にずれている感じだから、インターレース制御でも狂ったのではないかと。


念のため別のチャンネルとかメニュー画面を呼び出してもその画面自体が揺れている感じに見えたので、
すわ修理かと焦りました。

結局、メニュー画面からデフォルト値にもしても症状は変わらずで、
一旦電源を切って更にコンセントを抜いてしばし放置…それで直りましたが。

私とかは組込とかの開発に携わっている事もあってある程度症状の予想はついて、有効な対処方法は思いつくものの、
反対にその辺りの知識が無い人は今回の症例なんか修理のために販売店の修理窓口へ持って行った挙げ句症状が出ないからそれだけでも一悶着ありそう…。


家電が複雑になれば色々出来るようになるけど、ほんとバグりやすくなるもんですね。
以前どこかで「パソコンは永遠の未完成品」という一文を読んだ事あるけど、家電も多機能化していけばそれだけ汎用機であり未完成品であるパソコンに近づくのではないかと。



ここから話が変わって、

一方、昨今で企業や省庁を狙ったサイバー攻撃やスマートフォンに対してのセキュリティ問題関係のニュースが相次ぐ中、
本当ならメーカーは安全性を担保するためにある程度長期にわたって最低でもセキュリティ関係のサポートをしていくべきだと考えますが、

実際には最近のメーカーはコスト削減のため旧製品に対してのサポートを比較的短期で打ち切る傾向にあります。

以下はPC向けのソフトですがサポート打ち切り時期の一例。

・Microsoft Office XP   …2001年発売、2011年の7月で延長サポート終了
・一太郎(ジャストシステム) …2008バージョンは2011年の2月にサポートが終了
・MacOS X 10.4(Tiger)   …2005年に発売後、4年後の2009年にサポート終了


一番恐ろしいのは恐らくAndroidやスマートTVの様にかなりPC向けOSに近い組込製品。
これらは一旦セキュリティホールが見つかってクラックされれば攻撃者にとっては格好の標的ですね。
(監視カメラですらLinuxが使われてクラックされては攻撃の踏み台にされたというニュースすらNHKで報道されるのが昨今です)

もし、メーカーがかつての低機能ファームウェアを組み込んでいた製品と同等以下レベルのサポートしか考えていないのならとんでもない事になります。

反対にフィーチャーフォンは自由度が少ない代わりに閉鎖的なネットワークと変更が困難なファームウェアで結果的に攻撃者から守られていたり。


…いちソフトウェア技術者の立場からすれば、後々考えればセキュリティ意識の無い一般の人が安易にスマートフォンへ飛びつくのは考えものだと。
もしもフィーチャーフォンの感覚でずっと旧バージョンのスマートフォンを使い続ける事もあり得ない話ではないし。
(まだWindows Mobileなら比較的ましなレベルだろうけど…)


近い将来そういったメーカーから見放された不完全な旧製品が発端となってインフラストラクチャの根幹を揺るがす事件が起こるかも知れません。
posted by 風馬史郎 at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | AV機器
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